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和碩(Pegatron)AIサーバー事業拡大 MWCでAI×5G融合技術を披露
Posted on 2026/03/07
台湾の電子製造受託(EMS)大手和碩(Pegatron)は、AIサーバー事業を拡大している。従来のGPUサーバーに加え、ASICベースのカスタムAIサーバーにも参入し、AI計算インフラの供給体制を強化した。AIサーバー関連事業はまだ立ち上がり段階にあり、低い比較基準も背景に、同分野の成長が続いている。
生産体制については、台湾・桃園、米国、メキシコでAIサーバー向け製造拠点の拡充を進めた。桃園では新たに2棟の工場を整備し、AIサーバー生産能力を強化した。米国の新工場も完成し試験生産を開始し、メキシコでも試作を終えて生産体制を整えた。AIデータセンター需要の拡大を背景に、グローバルで供給能力を高めた。
同社はまた、2026年の世界モバイル通信会議(MWC)でAIと5Gを融合した通信ソリューションを披露した。展示では、エッジコンピューティング基盤やOpen RAN技術を活用したネットワーク高度化を紹介。さらにAI処理を無線アクセスネットワークに組み込む「AI-RAN」構想を提示し、通信ネットワークの自動化やリアルタイムデータ処理の高度化を打ち出した。AIサーバー、5G、エッジ技術を組み合わせ、次世代AIインフラへの取り組みを強調した。