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ADASからドローンへ、義隆電子のEdge AI画像認識技術が自律化の高度化へ貢献

Posted on 2026/01/12



義隆電子(ELAN MICROELECTRONICS CORP)の葉儀皓董事長は、「Edge AI画像認識とドローンへの応用」をテーマとした講演で、同社の最新技術戦略を紹介した。畳み込みニューラルネットワーク(CNN)は物体検出・分類を中核とする画像認識技術であり、義隆電子は中研院(Academia Sinica)との連携を通じ、YOLO v4 / R / 7 / 9といった世界最高水準の高速・高精度AIモデルの応用領域拡張を進めている。

さらに、Elanは独自のオンデバイスAIアルゴリズム「GElanNet」を開発し、オープンソース比で約3分の1の演算量を実現。自社ISP(画像信号処理)と組み合わせることで、Edge AI向けMLOps開発プラットフォームを構築し、各産業分野が自らのデータと知見を活用して用途特化型AIモデルを開発できる環境を提供している。

ドローン分野では、ジンバルにAI物体検出・追跡機能を実装済みで、現在は夜間・低照度環境に対応したAI追跡システムを開発中。360度深度推定と自律回避制御により、前方ROIの距離が2.5m未満の場合、自動停止する安全機構も実現している。

葉董事長は、台湾の半導体およびシステム産業の強みを背景に、画像認識を中核とするEdge AIが、ADAS、スマート交通、ドローン、ロボットなどの分野で自律システム進化を加速させると強調した。



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