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施振栄が語る王道思維は台日高科技協力の鍵

Posted on 2024/06/21



6月21日、施振栄氏は東京大学で講演し、台日協力は王道の考え方から価値を創造し、垂直分業への産業パラダイムシフトがもたらす新たな機会をつかむべきだと述べました。彼は、グローバルAIサプライチェーンにおいて「バーチャル垂直統合者」として重要な影響力を発揮することを目指しています。

このフォーラムは陽明交通大学ヒマラヤベンチャーキャピタルと東京大学協創プラットフォーム開発会社(IPC)が共同主催し、「王道の考え方で台日協力の新たな機会をつかむ」をテーマに、施振栄氏が特別講師として日本と台湾のハイテク産業の発展とエイサーの再構築の経験を共有しました。

施氏は、台日産業協力の推進には「価値創造、利益のバランス、持続可能な経営」が重要であり、顕在価値と潜在価値のバランスが必要だと強調しました。また、1980年代の日本の垂直統合モデルと台湾の垂直分業モデルの成功事例を紹介し、現在のグローバルなAIサプライチェーンにおける台日協力の重要性を訴えました。

最後に、施氏はエイサーから退職後も個人の社会的責任(PSR)を果たし続け、智栄基金会や科文双融、庫得科技、保利馬、湾声楽団などを通じて、台湾の文化、芸術、技術の国際的影響力を高める活動を続けていると述べました。




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