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RISC-Vの使用は高成長期に、アンデス社はRISC-Vがハイエンド市場に拡大を狙う

Posted on 2021/05/03



 Andes Technology(晶心科)はRISC-VアーキテクチャーCPUやマイクロプロセッサIPサプライヤーであり、4月29日に記者会見を行い、2020年同社のCPU IPを採用されたチップの出荷が20億個を超え、2019年と比べて33%増加し、累積出荷の合計が70億個を超えたと発表した。
Andes Technology(晶心科)のCEO、林志明氏(写真右)は、「2020年にRISC-Vアーキテクチャーを採用したCPU IPのお客様のチップ製品が量産化により、同社の権利金の収益は増やした」と述べた。

 RISC-Vアーキテクチャーの応用が広がり、使用量の多い製品が増えている。例えばIoT、センサーやMCU製品のオーディオデバイス、Bluetoothデバイス、ビデオゲーム、GPS、などから機械学習、MCU、センサーフュージョン(sensor fusion) 、SSDコントローラー、タッチスクリーンコントローラー、ストレージデバイス、音声認識、ワイヤレス充電などの領域に採用される。

 Andes Technology(晶心科)のゼネラルマネージャー兼最高技術長である蘇泓萌博士(写真左)は「2020年からRISC-Vを採用の取引先が5G、AI/機械学習、ADASなどの領域に浸透した、CPUプロセッサアーキテクチャは、単一のコアのみを使用するものから、単一のチップに1,000を超えるコアを使用するものもある」と述べました。

 林志明氏によると、世界中にRISC-Vアーキテクチャーを使用するCPUが200個以上あると概算され、その中でAndes Technology(晶心科)のRISC-Vアーキテクチャーを採用したCPUは約20個ほどある。およそ世界中RISC-Vアーキテクチャーを使用したCPUの中に10分の1が台湾のIPを利用した、そして、2021年に、Andes Technology(晶心科)はハイエンド製品を増やし、ハイエンド市場を開拓し続ける予定。
 Andes Technology(晶心科)は、2020年にRISC-V IP製品がAndes Technology(晶心科)総収益の約58%を占めると説明。また、会社がRISC-Vのハイエンド製品の投資を続けるにつれて、業績貢献の主流になると予想された。
 Andes Technology(晶心科)は、RISC-Vを推進するために、5月27日に新竹アンバサダーホテルで「RISC-V: The Rising Force」をテーマでRISC-V CONセミナーを開催する予定である。セミナーではオープンアーキテクチャのイノベーションやRISC-Vが半導体業界の変革について講演する予定。また、Andes Technology(晶心科)と顧客が連携し、マーケットリーダーになった成功事例を紹介する。
 RISC-V CONセミナーのURLはこちらから:http://www.andestech.com/Andes_RISC-V_CON_2021_TW/




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