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Gogoroの日本市場開拓は?日本の電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアムを設立

Posted on 2021/04/01



BUSINESS.NEXTによると、大手オートバイメーカーである本田技研(Honda Motor)、川崎重工(Kawasaki Heavy Industries)、鈴木(Suzuki Motor)、ヤマハ(Yamaha Motor)は2019年4月に「電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアム」を創設した。
 「交換式電池」とは充電済みの電池パックを車両法電池として共有して使い、乾電池を取り換えるように電池パックを入れ替えて使うシステム。交換時間は10秒未満で可能。そのため電池交換ができるステーションが増えれば、無限に連続して走れる。1個の電池パックを多用途で使い回せばコストに優れる上に環境にも良いというシステムだ。
 コンソーシアムでは2021年3月19日に発行された自動車技術会規格(JASO)の「TP21003」に準じた企画となっている。今後はこれを基に交換式バッテリーを相互に利用する技術的検証を通して規格化を進めていく予定。各国政府とも連携して、国内企業の育成を目指しプラットフォームへと発展させていきたい意向。
 これから日本の電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアムの動きが独自の際立った動きとして世界市場で注目されるようになるか、例えば台湾のGogoro(睿能創意)が進めている交換式バッテリーの開発と電池交換施設が日本市場開拓の可能性、差し当たって電池システムの標準化がまだ確立していないなか、今後と説く凌でいかなければならない壁は数多く存在する。




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