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〔台湾Startup〕3D カメラ半導体モジュール
Posted on 2021/01/15
3D カメラモジュール／ 3D captur-ingdesign and solutions
会社名：eYs3D Microelectronics, Co.／ 鈺立微電子股份有限公司
住 所：台北市内湖区基湖路 35 巷 22 號2樓
スタートアップ企業及び強み紹介：
2017 年設立、台湾のメモリー大手である Etron Technology, Inc.（鈺創科技股份有限公司）から30 人でスピンオフ。Etron Technology の 3D カメラモジュール部門を切り離して設立された。現在のスタッフ数は 60 人。
3D カメラとは人間の眼のように2つのカメラを同時に使うことで立体的な3次元のデータをえることができる仕組みで、eYs3D のモジュールには2つのカメラの光学系や受光センサー以外に、映像処理のためのチップも組み込まれている。
応用例としては、たとえば VR/AR（仮想現実/拡張現実）にユーザーが入り込むための 3D 空間を正確に把握したり、3D スキャンで箱の大きさを触らずに計測したり、また 2D のカメラでは把握しにくい顔の凹凸を捉えることができるので顔認識の精度も上げることにも役立つ。
本人かどうか、または偽物かどうかの判別も格段に精度が上がるという。距離・奥行きという3次元の情報をどう使うか、今後さまざまな分野での応用が期待される。どう使うか、使い方の工夫の余地もあり、今後どんな応用例が出てくるか楽しみな領域である。