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台北市政府が台湾初の5G無人バス実証実験を実施9月28 日から第三段階に入ると発表
Posted on 2020/09/30
台北市政府は台湾初の5G無人バス実証実験が9月28 日に第三段階に入ると発表した。実証実験はFarEasy Telecom、台北市政府、TURING-DRIVEの共同プロジェクト。台北市市民は9月30 日オンラインで予約し、乗車できる。運転ルートは台北市の中正、大安、信義地区。
提携企業のFarEasy Telecom社が5G基地局の建設、車両管理システムや安全V2X(Vehicle to Everything)システム、TURING-DRIVE社は車両ハードウェアの研究開発、自律運転システム及び精密地図、充電ステーションを担当。
システム特徴は第一に、V2X車内画像分析により、乗客が体調不良倒れた時に自動的に安全センターへ映像送信することができる点。最善な対処方法を行う。第二に、バス移動中に5G通信が高画質8K/4K映画やテレビの視聴を提供する。
台北市政府情報局により、今年2月に計画が承認された後、3つの段階の実験が分けられて実証実験が行われている。
第一段階は2月からスタートし、高精度地図の製作、交差点施設、充電ステーション、道路脇の安全標識を作成するのが目的。第二段階は路上走行テスト。そして、第3段階は9月30日に一般市民をバスに乗せて、公開試乗体験を行った。
第二段階では5月に自動運転のテストを開始してから、150回以上の走行と270キロメートルの走行を無事に完了した。運転ルートは台北市の中正、大安、信義地区で、途中には蔣介石紀念館、大安森林公園、台北市信義貿易センターなどがあり、往復で約13.7キロメートルのルートである。
写真提供:台北市政府Goamart
左側から經濟部、国家通信委員会、台北市情報局、電信担当が5Gバス前撮影